昨今は、様々な団体により色彩の検定試験が盛んに催され
世間にも幅広く認知されるようになりました。
私が色彩に興味を抱き始めた頃(昭和６０年代)
と比較するとの学習環境は格段に向上してきています。
当時の色彩学習機関は美術系大学もしくは一部の専門学校で、そこの学生になるか、社会人においては財団法人の単発セミナー、通信教育程度しかありませんでした。
現在のようにインターネットもなく、そこにたどり着くまでの労力と巡り会う幸運を要しました。
従って手っ取り早くは大規模書店を廻り数少ない、しかも難解な専門書籍を入手し、それによる独習を余儀なくされました。
美術系大学のデザイン関連学科では色彩学の勉強は、ほぼ必須とされていますがそれ以外のコースを辿った者にとっては、その学習の道に合流することは非常に困難でした。
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