色彩

通学での色彩検定受験

検定受験向け対策講座が各所で盛ん催されるようになりました。
ほとんどの教室が、延べ20~30時間の学習を数回に分けて実施されています。

実際に講座に立ち会いますと、検定合格が第一目的ですからそれに向けては過去問題の分析、ポイント解説にかなり注力します。

AFTの検定向け講座では、配色演習も取り入れますが全体時間が20~30時間程度では多くは割けません。それを埋める為の多くの自習による演習時間が不可欠です。

また、2・3級の配色カードによるレッスンは入門編としてとらえなくてはいけません。数枚のカードで綺麗な配色ができたとしても、それで専門分野の実務に応用できるところまで達しているかは全く別次元のことです。

配色レッスン中も配色方程式に合致しているか、否かではなく、常に実際のデザイン対象を想定しながら繰り返し演習にとりくむことが必要です。
それを怠ってしまうと、実践時には的外れな色彩計画をしてしまうことになります。

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