住宅外装の維持修繕

外壁にメンテナンスフリーはありません。

以前に戸建住宅の寿命は25年だとか30年だとか耳にする事がありました。
住宅の寿命が人間の半分以下とはなんと短命でしょう。
出処は明らかではありませんが、私がハウスメーカーの営業職員だとしたら歓迎すべきありがたい定説です。

現実的には木造であっても古民家などは100年を裕に超えて立派に存在していますし、よほど手抜き工事された欠陥住宅でない限りは適切なメンテナンス工事により人の平均寿命程度は暮らせる状態を維持できると考えます。
もちろん家族構成やライフスタイルの変化によって使い勝手が悪く感じるようになることもあるとは思います。
その場合は内装のリフォーム工事を実施することで対処できます。
ただし建物を長く維持させるためには外装のメンテナンスの方が重要です。

建物にとっての最大の難敵は水分(雨)と紫外線(太陽光)ですが、この二つに負けない住宅用の仕上げ素材は存在しないと言い切って良いと思います。
木、左官、吹付、サイディング、タイル、ALC、コンクリート・・。
それぞれに一長一短があります。
しかしその短所は多くの場合、塗装による保護膜の形成で補えるものです。

戸建住宅の外装費用の目安は規模や仕上方法にも左右されますが、概ね50万円~100万円超程度になります。
この金額は一度の出費とすると大きな額と思われます。

一方、一般的な分譲マンションでは所有者が毎月1万円以上の修繕費を積み立て、小規模な補修や12年~13年毎の定期的な外装修繕工事を実施しています。
分譲マンションの一世帯当りの平均的外装工事費用は戸建てとは施工内容が異なり単純比較はできませんが同程度でしょうか。

分譲マンションは区分所有であり、簡単にいうと共用部分(屋根、柱、壁、床)と専用部分(室内)に区分けされています。
共用部分がなくなってしまえば専用部分は存在できないというつくりです。
ですから所有者全員で大事に管理する仕組みができています。

戸建の場合は補修、修繕工事をしようが、しまいが一人の所有者判断で決めることができます。
それにより補修の時期も先延ばしにしてしまうこともあります。

大きな出費を要する補修が発生しないために、定期的観察とメンテナンスの時期を常に気に掛けておくことが大切です。

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